今回は日本の「かっさ」の生みの親である日本かっさ協会の島田淑子会長への
インタビューの内容を数回に分けて掲載いたします。
今回はまず第1回目になります。
 
どうやってかっさに出会ったのか?
どのようにして日本の美容界にかっさが生まれたのか?
どうしてここまで広まったのか?
 
といったことなどを聞いてみました。
 
―――
 
インタビュアー:こんにちは。本日はよろしくお願いいたします。
 
島田淑子会長:こんにちは。こちらこそよろしくお願いします
 
インタビュアー:早速ですが、かっさとの出会いからうかがわせてください。始められた当時、かっさが日本の女子にこれだけ広まると思っていましたか?
 
島田淑子会長:いいえ、思い返すとビックリしちゃいます。私がはじめて中国に行ったときの話から始めなくてはならないのですけど、たまたま主人の出張に同行して北京に行ったんです。もちろん興味本位で(笑)私、いちおう鍼灸師なので、本場の中国を一度くらいは見ておくのもいいかと…。
 
インタビュアー:それは何年くらい前のお話なんですか?
 
島田淑子会長:えーと、2004年ですからもう14年前のことです。
 
インタビュアー:そんなに前のことなんですね。
 
島田淑子会長:はい。主人は中国に行くと必ず本屋さんを何軒もまわって、たくさん本を買い求めるんです。で、私はその間ひまなので、本屋さんをブラブラしていたんです(笑)
 
インタビュアー:なるほど。
 
島田淑子会長:それで私なりに興味のありそうな本を探してみたんですけど、お店の方に「美容関係の本はないですか」と尋ねてみたところ『刮痧美容』という本を紹介してくれました。
 
インタビュアー:もうそのときには、中国で美容にかっさを使っていたんですか?
 
島田淑子会長:実際のところどこまで広まっていたのかはわかりませんけど…。
 
インタビュアー:その本って、もちろん中国語で書かれているんですよね?会長は中国語がお読みになれるんですか?
 
島田淑子会長:いえいえ、まったく!
 
インタビュアー:それじゃぁ…。
 
島田淑子会長:それで日本に帰ってから、辞書を引きながら苦労して読んでみました。まあ、写真とか図とかが多い本なので、なんとなくは見ているだけで雰囲気が分かってくるんですけどね(笑)
 
インタビュアー:そうですか。それで…?
 
島田淑子会長:それで、「これは習ってみたいなぁ」って思って、いろいろと調べてみました。
 
インタビュアー:習えるところがあったんですか?
 
島田淑子会長:それが日本にはまったくなかったんです。
 
インタビュアー:それでどうしたんです?
 
島田淑子会長:中国で習うことにしたんです(笑)
 
インタビュアー:えーっ、だって一度しか行っていないし、中国語だって話せないんですよね?
 
島田淑子会長:ええ、そうです。じつは主人と行ったときの通訳の方がとても優秀な女性で、メールアドレスを交換していたので相談してみたんです。
 
インタビュアー:はぁ。
 
島田淑子会長:そうしたら、すぐに調べてくれて、北京中医研究院というところで習えるということでしたので、そこに決めました。
 
インタビュアー:期間はどれくらいなんですか?
 
島田淑子会長:確か10日間だったと思います。
 
インタビュアー:なるほど、基本的なことを学ぶコースなんですね。
 
島田淑子会長:そうです。でも習いたいと思ったらすぐに習いたい方なので…。
 
インタビュアー:それで…。
 
島田淑子会長:すぐに主人に「中国でかっさを習ってくるね」って言いました。
 
インタビュアー:ご主人はなんと?
 
島田淑子会長:「えっ、ひとりで?」って聞くので、「通訳をつけてもらうから大丈夫」と言うと、「気をつけてね」って。
 
インタビュアー:な、なんと…。
 
島田淑子会長:それで2度目の中国はひとりで行くことになりました(笑)
 
―――話はまだまだ続きますので、続きは次回に
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