HOME > 東洋医学で整える > 呼吸が浅いのはなぜ? 05/11/2026 Contents 深呼吸しようとしても、うまく吸えないことはありませんか 「気づくと呼吸が浅くなっている」「深呼吸しようとしても、胸が広がりにくい」 そんな感覚はありませんか。 呼吸というと、肺だけの問題と思われがちですが、東洋医学では、呼吸は“全身のバランス”と深く関係していると考えます。 実は、呼吸の浅さにも、からだからのサインが隠れていることがあります。 こうした考え方については、こちらでも詳しくお伝えしています。 東洋医学では「肺」と「腎」で呼吸を見る 東洋医学では、呼吸は「肺」だけで行っているとは考えません。 肺には、呼吸を司る働きがあります。そしてもうひとつ大切なのが、「腎(じん)」の“納気(のうき)”という働きです。 これは、吸った空気をしっかり下へおろし、深く取り込む力のこと。 そのため、・呼吸が浅い・息を吸いきれない・すぐ息が上がる こうした状態は、肺だけでなく、腎の働きも関係していることがあります。 東洋医学では、腎に関係するツボは腰まわりにも多くあります。 だから、腰の重さや背中のこりが強い方は、呼吸が浅くなっていることも少なくありません。 経絡を知ることで、からだのつながりが見えやすくなります。こちらの記事でも、経絡とかっさの関係についてお伝えしています。 呼吸は「巡り」や「緊張」の影響も受けている 呼吸は、気持ちの状態とも深くつながっています。 例えば、 ・考えごとが多い・緊張が続いている・いつも力が抜けない こうした状態が続くと、胸まわりや背中がこわばり、呼吸も浅くなりやすくなります。 また、別の視点から見ると、エネルギー不足や栄養のアンバランスによって、呼吸が浅くなっていることもあります。 朝から疲れていたり、首や肩がいつもこっている方は、からだが十分に休まりきっていないサインかもしれません。 だからこそ大切なのは、呼吸だけを見るのではなく、なぜ浅くなっているのかを見立てること。 さらに、外側からのケアだけでなく、暮らし方や食事も含めて見立てていくことで、より深いところから整えていくことができます。 まとめ 呼吸が浅いとき、ただ「息が吸えていない」と考えるのではなく、 からだ全体のバランスを見ることが大切です。 同じ呼吸の浅さでも、その原因は人それぞれ違います。 だからこそ、整えるとは、その人の状態を見立てること。 その視点を持つことで、少しずつ、深く呼吸できる感覚が戻っていきます。 <この記事を書いた人> 島田淑子(しまだすみこ)★日本で最初に「刮痧」を「かっさ」と呼びました なので「かっさの名付け親」 ★日本かっさ協会会長★鍼灸師・美容師・調理師・国際中医薬膳師★中国の治療法であるかっさを美容・健康に応用★著書:「魔法のかっさプレート」17万部 その他かっさの著書多数★アユーラ「ビカッサシリーズ」企画・監修 その他かっさグッズ企業監修多数 「日本かっさ協会」公式LINE Twitter Share Pocket LINE -東洋医学で整える