呼吸が浅いのはなぜ?

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深呼吸しようとしても、うまく吸えないことはありませんか

「気づくと呼吸が浅くなっている」
「深呼吸しようとしても、胸が広がりにくい」

そんな感覚はありませんか。

呼吸というと、肺だけの問題と思われがちですが、
東洋医学では、呼吸は“全身のバランス”と深く関係していると考えます。

実は、呼吸の浅さにも、からだからのサインが隠れていることがあります。

 

こうした考え方については、
こちらでも詳しくお伝えしています。

東洋医学では「肺」と「腎」で呼吸を見る

東洋医学では、呼吸は「肺」だけで行っているとは考えません。

肺には、呼吸を司る働きがあります。
そしてもうひとつ大切なのが、
「腎(じん)」の“納気(のうき)”という働きです。

これは、吸った空気をしっかり下へおろし、深く取り込む力のこと。

そのため、
・呼吸が浅い
・息を吸いきれない
・すぐ息が上がる

こうした状態は、
肺だけでなく、腎の働きも関係していることがあります。

東洋医学では、腎に関係するツボは腰まわりにも多くあります。

だから、
腰の重さや背中のこりが強い方は、呼吸が浅くなっていることも少なくありません。

 

経絡を知ることで、からだのつながりが見えやすくなります。
こちらの記事でも、経絡とかっさの関係についてお伝えしています。

呼吸は「巡り」や「緊張」の影響も受けている

呼吸は、気持ちの状態とも深くつながっています。

例えば、

・考えごとが多い
・緊張が続いている
・いつも力が抜けない

こうした状態が続くと、
胸まわりや背中がこわばり、呼吸も浅くなりやすくなります。

また、別の視点から見ると、
エネルギー不足や栄養のアンバランスによって、呼吸が浅くなっていることもあります。

朝から疲れていたり、首や肩がいつもこっている方は、
からだが十分に休まりきっていないサインかもしれません。

だからこそ大切なのは、
呼吸だけを見るのではなく、なぜ浅くなっているのかを見立てること。

さらに、
外側からのケアだけでなく、暮らし方や食事も含めて見立てていくことで、より深いところから整えていくことができます。

まとめ

呼吸が浅いとき、
ただ「息が吸えていない」と考えるのではなく、

からだ全体のバランスを見ることが大切です。

同じ呼吸の浅さでも、その原因は人それぞれ違います。

だからこそ、
整えるとは、その人の状態を見立てること。

その視点を持つことで、
少しずつ、深く呼吸できる感覚が戻っていきます。

<この記事を書いた人>

島田淑子(しまだすみこ)
★日本で最初に
「刮痧」を「かっさ」と呼びました
 なので「かっさの名付け親」 
★日本かっさ協会会長
★鍼灸師・美容師・調理師・国際中医薬膳師
★中国の治療法であるかっさを美容・健康に応用
★著書:「魔法のかっさプレート」17万部
 その他かっさの著書多数
★アユーラ「ビカッサシリーズ」企画・監修
 その他かっさグッズ企業監修多数

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