HOME > 東洋医学で整える > 眠りが浅い原因とは?東洋医学でみる不眠のタイプ 04/14/2026 Contents 眠れているのに、休めていないと感じるとき 「寝ているはずなのに、朝すっきりしない」「夜中に何度も目が覚めてしまう」 そんな眠りの浅さを感じていませんか。 50代以降になると、眠りの質が変わったと感じる方が増えてきます。でもそれは、ただ年齢のせいではありません。 東洋医学で見ると、眠りの浅さにも、からだの状態による“理由”があります。 同じ「眠れない」でも、その背景は人それぞれ違っているのです。こうした考え方については、こちらでも詳しくお伝えしています。 50代に多い「陰虚火旺」タイプの不眠 とくにこの年代で多く見られるのが、「陰虚火旺(いんきょかおう)」というタイプです。 これは、からだを潤し、落ち着かせる働きが少しずつ弱くなり、相対的に“熱”が上にのぼりやすくなっている状態です。 冷やす力が弱くなり、内側に熱がこもってしまうような感覚です。ちょうど、夜になっても体のスイッチがオフにならないような状態です。 そのため、・寝つきが悪い・夜中に目が覚める・手足がほてる・寝汗をかく・なんとなく不安感がある こうしたサインが現れやすくなります。 東洋医学では、「心」と「腎」のバランスが関係していると考えます。潤いが減ることで、心の落ち着きが保ちにくくなり、眠りが浅くなっていきます。 ただ眠れないのではなく、からだの内側のバランスが変わっているサインでもあります。 タイプによって整え方は変わる 眠りの浅さは、このタイプだけではありません。 例えば、・ストレスで気が巡らず、眠りにくくなる「肝鬱タイプ」・からだの力や栄養が足りず、落ち着けない「心脾両虚タイプ」 このように、同じ不眠でも、原因はひとつではありません。 だからこそ、「これをすれば眠れる」という方法が合わないこともあります。 東洋医学では、からだ全体の状態を見ながら、その人に合った整え方を考えていきます。 例えば、・ほてりがある方は、夜にリラックスできる時間を意識する・ストレスが強い方は、気持ちをゆるめる時間をつくる・疲れがたまっている方は、無理を減らし、休むことを優先する 東洋医学では、からだのバランスから眠りを見ていきますが、別の視点から見ると、こんなケースもあります。 朝起きたときから疲れていたり、首や肩のこりを感じる方は、夜の間にエネルギーが安定せず、眠りが浅くなっていることもあります。 こうした状態も、からだの内側のバランスが影響しているサインのひとつです。 さらに、外側からのケアだけでなく、暮らし方や食事も含めて見立てていくことで、より深いところから整えていくことができます。実際に整えていくことで、からだにはさまざまな変化が現れます。その変化については、こちらでも詳しくご紹介しています。 まとめ 眠りが浅いとき、ただ「眠れない」と考えるのではなく、からだが何を伝えようとしているのかを見ることが大切です。 同じ不眠でも、その原因は人それぞれ違います。 だからこそ、整えるとは、その人の状態を見立てること。 その視点を持つことで、少しずつ、安心して眠れる感覚が戻っていきます。 <この記事を書いた人> 島田淑子(しまだすみこ)★日本で最初に「刮痧」を「かっさ」と呼びました なので「かっさの名付け親」 ★日本かっさ協会会長★鍼灸師・美容師・調理師・国際中医薬膳師★中国の治療法であるかっさを美容・健康に応用★著書:「魔法のかっさプレート」17万部 その他かっさの著書多数★アユーラ「ビカッサシリーズ」企画・監修 その他かっさグッズ企業監修多数 「日本かっさ協会」公式LINE Twitter Share Pocket LINE -東洋医学で整える