眠りが浅い原因とは?東洋医学でみる不眠のタイプ

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眠れているのに、休めていないと感じるとき

「寝ているはずなのに、朝すっきりしない」
「夜中に何度も目が覚めてしまう」

そんな眠りの浅さを感じていませんか。

50代以降になると、眠りの質が変わったと感じる方が増えてきます。
でもそれは、ただ年齢のせいではありません。

東洋医学で見ると、
眠りの浅さにも、からだの状態による“理由”があります。

同じ「眠れない」でも、
その背景は人それぞれ違っているのです。

こうした考え方については、
こちらでも詳しくお伝えしています。

50代に多い「陰虚火旺」タイプの不眠

とくにこの年代で多く見られるのが、
「陰虚火旺(いんきょかおう)」というタイプです。

これは、からだを潤し、落ち着かせる働きが少しずつ弱くなり、
相対的に“熱”が上にのぼりやすくなっている状態です。

冷やす力が弱くなり、内側に熱がこもってしまうような感覚です。
ちょうど、夜になっても体のスイッチがオフにならないような状態です。

そのため、
・寝つきが悪い
・夜中に目が覚める
・手足がほてる
・寝汗をかく
・なんとなく不安感がある

こうしたサインが現れやすくなります。

東洋医学では、「心」と「腎」のバランスが関係していると考えます。
潤いが減ることで、心の落ち着きが保ちにくくなり、
眠りが浅くなっていきます。

ただ眠れないのではなく、からだの内側のバランスが変わっているサインでもあります。


 

タイプによって整え方は変わる

眠りの浅さは、このタイプだけではありません。

例えば、
・ストレスで気が巡らず、眠りにくくなる「肝鬱タイプ」
・からだの力や栄養が足りず、落ち着けない「心脾両虚タイプ」

このように、同じ不眠でも、原因はひとつではありません。

だからこそ、
「これをすれば眠れる」という方法が合わないこともあります。

東洋医学では、からだ全体の状態を見ながら、
その人に合った整え方を考えていきます。

例えば、
・ほてりがある方は、夜にリラックスできる時間を意識する
・ストレスが強い方は、気持ちをゆるめる時間をつくる
・疲れがたまっている方は、無理を減らし、休むことを優先する

東洋医学では、からだのバランスから眠りを見ていきますが、
別の視点から見ると、こんなケースもあります。

朝起きたときから疲れていたり、首や肩のこりを感じる方は、
夜の間にエネルギーが安定せず、眠りが浅くなっていることもあります。

こうした状態も、
からだの内側のバランスが影響しているサインのひとつです。

さらに、
外側からのケアだけでなく、暮らし方や食事も含めて見立てていくことで、
より深いところから整えていくことができます。


実際に整えていくことで、からだにはさまざまな変化が現れます。
その変化については、こちらでも詳しくご紹介しています。

まとめ

眠りが浅いとき、ただ「眠れない」と考えるのではなく、
からだが何を伝えようとしているのかを見ることが大切です。

同じ不眠でも、その原因は人それぞれ違います。

だからこそ、
整えるとは、その人の状態を見立てること。

その視点を持つことで、
少しずつ、安心して眠れる感覚が戻っていきます。

<この記事を書いた人>

島田淑子(しまだすみこ)
★日本で最初に
「刮痧」を「かっさ」と呼びました
 なので「かっさの名付け親」 
★日本かっさ協会会長
★鍼灸師・美容師・調理師・国際中医薬膳師
★中国の治療法であるかっさを美容・健康に応用
★著書:「魔法のかっさプレート」17万部
 その他かっさの著書多数
★アユーラ「ビカッサシリーズ」企画・監修
 その他かっさグッズ企業監修多数

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