一生セラピストを続けようと思ったのに、腰が痛くて続けられなくなりました。
腱鞘炎になって続けられなくなりました。
よく聞く声です。
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からだに負担をかけない施術
先日も温かっさ通信講座を受講中の生徒さんが、フォローアップセミナーにいらして、
「以前習っていたリンパマッサージが無理な体勢で行う施術だったので、
身体を壊して違うメソッドを探していたところかっさに行きついて、習ってみようと思いました」と話してくれました。
そもそもずっと続けられないような無理な体勢で行う施術では、クライアントにいいトリートメントを提供できないのではないかと思います。
会社時代、数々のトリートメントを作ってきましたが、セラピストの身体に負担をかけるようなものは1つもなかったと思います。
手元を見ないことのメリット
セラピスト1年生がよくしてしまう身体に負担をかけることとして、「施術している場所を近くで見たい」ということがあげられます。
どういうことかというと、要するに自分の手元を近くで見たい=身体を折り曲げて施術してしまう。
これ、ほんとに多いです!
練習中によく「手元をみても何もないですよ~」って笑いながら注意するのですが、みなさんどうしても手元を見たいみたい。
手元を見てもかっさの場合は、プレートとクライアントさんの皮膚があるだけです(笑)
「皮膚が赤くなっているか」とか、「余剰に反応しているか」などは、身体を起こしていても十分確認ができます。
手元を確認するよりも、身体を起こしてクライアント全体を見渡す余裕を持てば、クライアントがちょっとビクッとしたら、「刺激が少し強かったのかも」「寒いのかな」とか、即座に対応ができるわけです。
また身体を起こして施術することで、腕が伸びて、余分な力を使わなくても効率よく力を加減することが可能になります。
かっさのポジショニングの特徴
かっさの場合はハンドと違って、プレートがクライアントにどう当たっているかが重要になってきますので、プレート分を考慮したポジショニングが大切になってきます。
具体的には、例えばハンドで行うトリートメントはクライアントに対して正対するの通常ですが、かっさトリートメントの場合は少し上座に構えて、末端に押していくポジションが力を入れやすいのです。
さらにかっさの場合はどうしても手首を使って施術を行いがちですが、そうすると手首を痛めてしまいます。
また利き手ばかりでの施術も、腱鞘炎などの原因となります。
この姿勢、ポジショニング、手の使い方は、私がしつこく注意することの1つで、それはセラピストとして長く活躍していただきたいからです。
さらには姿勢、ポジショニング、手の使い方が正しくないと、気持ちいいトリートメントは実現できないからです。
体幹の大切さ
ただ、最近は体幹がしっかりしていないセラピストもいらっしゃって、自分の身体を支えられない人も増えてきています。
いいトリートメントを行うためには、自分の体幹がしっかりできていることはとても重要です
いいトリートメントを続けるためはもちろん、自分自身がいい姿勢を保てるようになるためにも、ずっときれいなプロポーションでいられるためにも、体幹を鍛えてみましょう!
きっと無駄のない美しい、気持ちいい、クライアントと一体となれるトリートメントができるようになるはずです。
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