東洋医学を正しく知っているセラピストになる

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足裏にはツボがたくさんあります。これってウソ?ホント??

*足裏にはツボがたくさんある?!

「足裏にはツボがたくさんある」、よく言われていることですよね。
でもこれホント??

かっさセミナーでもこの質問をして〇か×か答えてもらうと、ほとんどの方が〇と答えます。
でも、ほんとは×!!!

現在WHOで決まっている世界基準になっているツボの数は361個。
その中で足裏にあるのは「1個!」

1個だけです!
びっくりでしょ~!!

では、「足裏にはツボがたくさんある」はどこからきたのでしょうか?
これはきっと「足裏には反射区がたくさんある」の間違いですね。

台湾式足裏マッサージやリフレクソロジーなどでみる「足裏のマップ」。
そこには身体にある臓器と関係のあるゾーンが記されていると思います。

*ツボと反射区は別モノ!

でも、ツボと反射区は全くの別モノ!

ツボは正式には「経穴(けいけつ)」と言って、東洋医学の考え方では経絡上にあるポイントで、気を入れたり、出したり、流したり、集めたりするために刺激する場所のこと。
または関連する内臓の反応が現れる反応点のこと。

「反射区は東洋医学の考え方では?」とよく聞かれるけれど、日本での東洋医学のお医者さんである鍼灸師の資格をとるカリキュラムの中には、反射区は一切入っていないのです。

これ、びっくりですよね。

*足裏にある唯一のツボは?

因みに足裏にある唯一のツボは「湧泉(ゆうせん)」
足裏をすぼめた時に一番くぼむところです。

ここから「気が湧き上がっている」という意味のツボ。

足裏にはツボは1個だけ。

くれぐれも「足裏にはたくさんツボがあります~」
なんてセラピストにならないように東洋医学、きちんと勉強しましょうね。

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