すぐに試せる! 東洋医学の養生法(秋バージョン)

今年の夏の暑さは、命にかかわるくらい猛烈でしたが、体調などを崩していませんか?

気づけばすっかり秋めいてきました。

突然現れる彼岸花には毎年驚かされてしまいます。

季節の変わり目には体調を崩す方が多いですが、この秋という季節は、特に夏の疲れが出やすい時期です。

そんなときは、東洋医学の知恵を参考にしてみましょう。

東洋医学には、養生法といって「こんなふうに生活すると病気になりにくいですよ」というさまざまなノウハウがあります。

ここでご紹介する季節の過ごし方は、約二千年以上前に書かれた『黄帝内経』(こうていだいけい)に書かれているものです。

では、秋の養生法をご紹介します。

秋になったら早寝早起き

まず寝起きについては早寝早起きすべきで、鶏と一緒に起きなさいといっています。

夏は遅寝早起きでよかったのですが、秋になったら早寝をすすめています。

ですので、東洋医学的に秋になったら、早寝をするようにしましょう。

気の持ち方

それから気分の持ちかたについても書かれています。

東洋医学では、ココロとカラダは密接につながっていると考えます。

ですから、ココロや気分次第で、かなり体調にも影響することを知っておきましょう。

秋という季節は心を安らかにして早寝早起きを

秋という季節になると、気は外ではなく内に向かいます。

冬に向かって陰の気が盛んになってくるキリッとした季節ですが、心を安らかにし、早寝早起きするのがいいようです。

秋と関連する臓は肺なので、肺を清らかにすることも大切です。

具体的には、きれいな空気を肺いっぱいに満たしてあげること。

早起きして朝の綺麗な空気を深呼吸してみましょう!

是非、明日からでも実践してみてください。

もっと寒くなってきたら、冬の養生についてもご紹介する予定ですので、楽しみにしていてくださいね。

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