前回は
「島田流かっさでリフトアップする!小顔になる!」でしたが、
これで思い出したのがアユーラでのビカッサ開発の時のこと。
島田流かっさのメソッドができあがって、
自分でもいろいろ使い始めたころ、
アユーラという化粧品会社の
東洋医学アドバイザーをしておりました。
その関係で「1度で効果がわかるメソッドができたのだけど商品にしてみない?」
と商品開発チームに話したところ、
「作りたい!」ということになり、
島田流かっさをベースにした
かっさメソッド、クリーム、プレートを
開発することになりました。
Contents
島田流かっさからのアユーラビカッサ商品開発
まずは、アユーラの商品開発チームに
島田流かっさを体験してもらうところからスタート。
当時20代~40代の開発チームのみなさんに、
島田流かっさをご体験いただきました。
みんな顔半分が終わったら、
「引きあがってる!」
「小顔になってる!」
「シワが目立たなくなってる!」
と大喜び!!
その時40代のチーフが、
「なんか引きあがってる人と
頬がポンと前に出て
立体感が出てる人がいる気がする・・・」
と。
確かに
頬がポンと前にでて
立体感がでてイキイキしたタイプ
と
頬が引きあがって
立体的になったタイプがいたのです。
何が違うの??
それはどうも「年代」。
20代~30代の
まだ下に下がっているほどではない人たちは
「頬がポンと前に出て立体的に」なって、
40代の
ちょっと下に下がり始めた年代は
「引きあがって立体感がでた」感じ。
そのボーダーは40歳!
その時の40代は、
私と開発チーフの2人だけ…。
どちらにしても引きあがったので
ヨシとしましょう(笑)
アユーラビカッサ商品開発の裏話
アユーラ商品開発チームでは、
かっさ商品開発に
やる気マンマンだったのですが
社内システム上、
化粧品そのものを作ってくれる部門が
OKを出さないと
商品化できない仕組みになっていました。
まずは化粧品の中味を
作ってくれる研究所の方に打診してみると
かっさが聞いたこともないメソッドだったため、
「そんな効果も出るかわからないもの、
商品化できるかな~?」
と乗り気ではない様子だったそう。
困った商品開発チームから
「研究所に行って
フェイスかっさを
体験してもらっていただけませんか?」
とのオファーが・・・
もちろんOKして
研究所でかっさ体験会をすることになりました。
体験してくれたのは
20代~50代までの男性研究員。
まずは20代男子を
会議テーブルに寝かせてフェイスかっさをすると
スッキリ感が出ている。
そして30代、40代と続けて
いよいよ大御所の50代。
肩書のあるエライ方だったけれど、
以前会社にいた時に
一緒に仕事をしたことのある方。
半信半疑だったようだけれど、
とにかく体験していただくことに。
半分顔が終わった段階で
左右比べてもらうと、
顔が全く違う!
ご本人もビックリして、
半分終わった顔のまま、
ご自分の研究室の仲間に見せにいってしまったくらい。
この体験会で
「たった1度で
こんなに効果を感じられるのだから、
商品を作ってあげる」
と言っていただいて、
無事商品化を進めることとなりました。
アユーラビカッサの安全性での苦労
アユーラが最初に作った商品は2つ。
かっさをするクリームと
陶器のかっさプレート。
通常マッサージクリームは
ちょっとオイリーで
マッサージしている間に
なじんでしまわない設計のものがほとんどです。
なので通常のマッサージクリームなら
かっさを行うことに問題はなかったのですが、
私は自分自身が「朝かっさ派」だったので、
オイリーなマッサージクリームで
朝かっさをすると、
オイル分を洗顔料で洗い流さないと
お化粧することができないのが難点でした。
そこでアユーラで
かっさクリームを開発する時には、
かっさ中なじまないけれど、
水だけで洗い流すことで
さっぱり仕上がる設計にしたかったのです。
- 第一にかっさプレートが滑ること。
- だけどオイリーすぎないこと。
- 水洗いでさっぱりすること。
この3つを叶えることは
化粧品のテクスチャー設計で
大変だということも重々承知していましたが、
どうしても叶えたい希望でした。
しっとりとさっぱりの兼ね合い。
苦労を重ね(ていただいて)出来上がったのが、
アユーラビカッサフォースセラムです。
もう1つの苦労は
かっさプレートを作ること。
それまでは中国から持ち帰った
石のかっさプレートを使用していましたが、
アユーラ独自のプレートを
作ることになりました。
石を加工すると
1つ1つばらつきが出てしまうことから、
陶器で作ることになりました。
ですが、この陶器で作ることが
またまた大変な苦労がありました。
陶器のような
ぶつけたり落としたりしたら
欠けたり割れたりするもので、
お客様がお顔のマッサージをするとなると、
陶器のかっさプレートの強度、
どんな場面でどのくらい割れてしまうのか
そのチェックは膨大なものでした。
例えば陶器のかっさプレートを落としてしまった場合
床ならその床の素材ごとの破壊度、
お風呂場のタイルならどのくらいの破壊度などと、
シチュエーションに合わせたテストが
ものすごい数で行われました。
この時の安全性の担当者からは、
「島田さんのおかげで
ボク1週間家に帰れてません」
と言われたくらい…。
ほんと、すみません!
でもみなさんのおかげで
素晴らしい日本初のかっさ商品が
できあがったと思ってます。
ほんとに
ありがとうございました。
アユーラのかっさプレートは
表面を職人さんが
1枚1枚手仕上げで仕上げてくださっています。
形はもちろん、
表面の滑らかさにも
とてもこだわって作られています。
お風呂でのアユーラビカッサ使用のためのテスト
化粧品の安全性チェックは
例えばお風呂の中で、
クリームの蓋を
何回開け閉めしたらカビが生えるのか
などの安全性のチェックも行われます。
温度✖湿度✖蓋の開け閉めの回数。
こちらも膨大なテストが
行われるのですね。
そして先ほどお伝えしたように
かっさプレートも
床の素材✖距離(どのくらいの高さから落とすか)
というチェックのもと、
強度的に合格したものが商品化されていきます。
ikkoさんとのご縁
その後、ビカッサボディ、
ビカッサヘッドなど
数々の商品に関わらせていただきました。
一番最初に商品化した
フェイスのビカッサシリーズは、
IKKOさんも気にいってくださって、
そのご縁で
NHKの番組に一緒に出させていただいたこともあります。
IKKOさんにかっさをレクチャーする
という内容で、
番組の中でかっさのデモンストレーションを
させていただきました。
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NHK「ゆうどきネットワーク」でikkoさんに島田流かっさをレクチャーしました!
【ikkoさんに島田流かっさをレクチャー】 2010年11月 NHKの夕方の情報番組 「ゆうどきネットワーク」で Ikkoさんに 島田流フェイスかっさを レクチャーしたことがあります Ikkoさんが ...
続きを見る
今ではたくさんの芸能人の方に
愛されるかっさ。
さすがIKKOさんは
先駆けて使ってくださっていましたね。
最後に
今回は島田流かっさが
アユーラのビカッサと形を変えて、
たくさんの人に愛され
使われるようになったスタートのこと、
ちょっと思い出してみました。
今もなお愛され続けるビカッサの誕生秘話。
苦労はあったけれど、
日本初のかっさ商品として
世に誕生できて良かったです。
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NHK「ゆうどきネットワーク」でikkoさんに島田流かっさをレクチャーしました!
【ikkoさんに島田流かっさをレクチャー】 2010年11月 NHKの夕方の情報番組 「ゆうどきネットワーク」で Ikkoさんに 島田流フェイスかっさを レクチャーしたことがあります Ikkoさんが ...
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