こちらの『かっさマッサージ』は、2008年に日本初のかっさ本として発売された私の最初の書籍です。
中国で習った刮痧をベースに、島田流にアレンジしたものをまとめた1冊。
ちなみに、中国語で「ガシャ」と呼ばれるこの「刮痧」という言葉を「かっさ」と呼んだのは、たぶん私が最初だと思います。
それから「開く」「ほぐす」「流す」の3stepも島田流の特徴。
もともとの刮痧の方法が3stepだと思っている方も多いようですが、この方法は私が独自に作ったもの。
中国や台湾では「開く」「ほぐす」「流す」なんて一切言ってないのです。
もっとも、この本は台湾でも上海でも翻訳出版されているので、細菌ではもう中国でも3stepがひろまってきているみたいですけど(笑)
ただ、30年以上女性の身体に触れてきて、この3stepは身体の流れを整えるためにとても効果的だと自負しています。
Contents
★島田流フェイスかっさ
島田流かっさは、フェイスはあくまでも筋肉とリンパに働きかけています。
「開く」 まずはデトックスのポイントであるリンパ節を開く。
「ほぐす」 表皮の下にある筋肉部分を細かくほぐしていきます。
「流す」 浮き上がった老廃物をいっきにほぐした方向に向かって流します
そうすることで
・小顔になる
・肌色が明るくなる
・リフトアップする
・しわやたるみが改善する
・目力アップする
・見え方がよくなる
などなど、嬉しい効果が1度で実感できます。
あれ?フェイスかっさは東洋医学的じゃないの?と思われた方、とてもよく勉強していますね。
そう、島田流フェイスかっさの方法は、あくまでも筋肉やリンパを目指しているので東洋医学の要素は入っていません。
ですが、例えば「シミ」は東洋医学的にみてどうしてシミになるのかを考え、その関連臓腑の経絡にアプローチする方法となっています。
顔はあくまでも筋肉とリンパ。
お悩みへのアプローチは東洋医学的な経絡を使う。
これが島田流フェイスかっさのベースとなる使い方です。
ですから、たとえフェイスかっさセラピストになろうと思う方にも、東洋医学的な臓腑の働き、経絡の流注(るちゅう)を学び、東洋医学が使いこなせるセラピストを目指していただきます。
★島田流ボディかっさ
ボディかっさは、身体のお悩みに合わせて肘から先・膝から先の経絡、手・頭の反射区にアプローチします。
肘から先、膝から先の経絡を使う意味は、
・身体をくまなくめぐっている12本の経絡が全てここを通っている
・重要なツボが集まっているところ
だからです。
昔々の中国の王宮で、特にお妃さまへの鍼灸治療などは、御簾越しに行われたと言われています。偉い方のお腹を触るとか、鍼をさすなんて、そう簡単にさせてもらえないですよね。
なので御簾越しに出しやすい手足の先が治療の対象になり、そこだけで治すために工夫を重ねた結果、身体を整える大切なツボがここに集中したのではないかと考えられています。
また手の反射区でのアプローチ方法を入れているのは、手はいつでもどこでも気軽に触れることができる部分だからです。
足裏の反射区は、オフィスなどではなかなか触れにくい場所ですよね。
それから頭の反射区ですが、頭は「頭皮鍼(とうひしん)」という頭だけで治療する方法があるくらい全身に対する効果が出しやすい場所なんです。
島田流かっさでは反射区1つ1つにアプローチするよりは、頭全体をかっさすることで全身調整と覚醒効果を狙っています。
日本初のかっさ書籍「かっさマッサージ」、とても内容の濃い1冊です。
かっさセラピストを目指す方は、是非ご一読くださいね。
【書籍情報】
「かっさマッサージ」(島田淑子著、ベストセラーズ、2008/5/16)
「島田流かっさ」が即効性がある秘密はこちら。
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