「これからの暮らし方2 」本の中の健康・美容部門に選んでいただきました

子育てや仕事に夢中になって
駆け抜けた
20代・30代・40代

様々なやるべきことに追われて
「自分だけの時間が欲しい」
と願っていた日々。

でも
ふと気づくと
急にそんな時期がやってきて

「これからどうしていこう?」

と立ち止まった女性たちへ

これからの暮らし方を
豊かに生きるために

  • 「住まい」
  • 「おしゃれ」
  • 「健康と美」
  • 「食事」
  • 「花」

の5つのジャンルの
40代~60代の
それぞれの専門家が語る
それぞれのライフスタイル
を紹介した本
「これからの暮らし方2」

こちらの本の
「健康・美容部門」に選んでいただきました

なぜ私が選ばれたの?が最初の正直な気持ちでした

2016年ちょうど50歳になる年にいただいた
この本のお話しは
なぜ私が?
と思ったのが最初の正直な気持ちでした。

年齢的にはピッタリだったのだと思います。

ですが、数多いる美容家の方々を差し置いて
私を選んでくださった理由がよくわからなかった。

だって、もちろん健康には大いに興味があるけれど
特に美容の方は化粧品オタクでも
美容マニアでもなかったから。

強いて言えば、化粧品開発や美容法の開発に
たくさん関わってきたことと
島田流かっさを作ったことくらい・・・

でも
「どうしても島田さんで」
と言ってくださった
出版社さんとライターさんの熱意は
ホントに嬉しいことでした。

この本に載せていただいたことは
生涯の宝です。

これからの暮らし方で私が伝えたかったこと

これからの暮らし方で
私が伝えたかったことは
とてもシンプルでベーシックです。

  1. 食事
  2. 運動
  3. 日々のお手入れ

これだけ。

特別なことは何もないんです。

しかも
食のプロフェッショナルは
別にちゃんといらしたのに
食の話しのボリュームが結構多い。

セラピストになってから
30数年たちますが
美しさも健康も外側からのケアだけでなく
内側からの食が大切だという思いは
ずっと変わらず根底にあります。

①食事

普段の食事のベースは
ゆるっと低糖質にしています。

これは45歳の時に
来たか、更年期!
のような症状が出始めた時に
漢方薬を始め
いくつかの療法をやってみたけれど
あまり効果がみられず
食事を低糖質に変えたことで劇的によくなった
という経験から始まっています。

この時から
身体は自分で変えられる
という自信を持ちました。

かっさや他のトリートメントも
鍼灸治療でさえ
身体を変える補助でしかない
と今では思っています。

低糖質と並んで日々取り入れているのは
発酵の技。

発酵生活をしています
というと
丁寧な暮らしを想像される方が多いのですが
いえいえ
発酵は忙しい方にこそ使って欲しい技なんです。

食材は買って来た時から
どんどん劣化します。

ですがちょっとひと手間
発酵物にしておくことで
冷蔵庫の中で
柔らかくなる・旨味が増す・栄養価が添加されるなど
プラスの要素が加わります。

作り置きが流行っていますが
作り置いたものも基本的には作った時点から
どんどん劣化していきます。

発酵させた食材を
焼く、炒める、煮るなど
シンプルな方法でささっと調理して
食卓に出す。

1週間分の食材を週末に買いだめ
なんて忙しい方にこそ
使って欲しい技なのです。

薬膳も大切な要素ですが
これを使うためには
「東洋医学的なみたて」
が必要なため
ちょっとスキルが必要です。

日々の食事は
低糖質+たんぱく質をしっかり摂る
発酵食を摂る
をベースに
ちょっと体調が揺らいだ時に
薬膳の知識を入れるようにしています。

そうすることで
毎日は簡単に
でも
揺らぎを大きくしないように
食の面から気を付けています。

② 運動

15年前、我が家に犬が来たことで
散歩にいい環境をと
都内から鎌倉に引っ越してきました。

犬と一緒なので散歩は続いて来ましたが
基本的には運動嫌い(笑)
特別に
運動します!
と言って続けてきたことはありません。

ただ、セラピストなので
立っている時間がとても長かったのも
健康でこられた秘訣かと思います。

これからの暮らし方2を撮影した頃は
海の近くに住んでいたので
海を散歩することが多かったのですが
山の方に引っ越してからは
四方に広がる山を犬と一緒に散歩しています。

今15歳になった犬も
まだ元気に歩いてくれていて
この散歩があったからお互いに元気でいられるのだと
思っています。

③ 日々のお手入れ

私のお手入れは他の美容家の方々に比べたら
とてもシンプルだと思います。

しかも特別な化粧品も使っていません。

基本的なクレンジング、化粧水、乳液、クリーム
それだけですが
毎日欠かさず行うことが
フェイスかっさです。

島田流かっさを開発して
日本初のかっさ書籍
かっさマッサージを上梓したのが
2008年。

その時のプロフィール写真を見て
「これは自分が”かっさ”しなきゃ!」
と思ったことがきっかけです。

そこからかれこれ10年以上。

ほぼ毎日セルフでフェイスかっさを
行っています。

最初のプロフィール写真と比べてみると
お顔のサイズの違いがよくわかります。

最近ではお顔の形状のためというよりは
年なりに始まっている老眼のために
日々フェイスかっさをしている感じです。

かっさをしておくと見え方がクリアーになることと
焦点を合わせるためにできるシワが
できにくくなるためです。

高級な化粧品は一切使っていませんが
毎日10分だけ
自分への時間の投資は続けています。

アンチエイジングじゃないスローエイジングの提案

アンチエイジングという言葉を良く聞きますね。

でも
アンチ って
抗う感じでちょっと抵抗があります。

歳を重ねることは素敵なこと。

私は20代にも30代にも戻りたくありません。

今が楽しいし、これからにワクワクするからです。

  • 歳を重ねたからこそできること
  • 歳を重ねたからこそわかること
  • 歳を重ねたからこそでる人としての味

そういうことがたくさんあると思うのです。

顔にできてしまったシワの1本を気にするより
今日、元気で、楽しく生きられる
このことの方が大切ではないでしょうか?

東洋医学は全体をみる医学です。

お顔の1箇所だけを追求して見るより
ちょっと離れて
俯瞰で全体を見てみると
シワを気にして更にシワを寄せている人より
シワも気にせず朗らかに笑っている人の方が
キラキラしているに違いありませんよね。

シワだってたくさん笑った勲章!

そう言えるように
抗わずに歳を重ねて行けたらと思います。

それでもやっぱり
老化はなるべく遅らせたいこと。

なので
アンチエイジングではなく
スローエイジングを提唱しています

ゆっくり歳を重ねていく。

これはまさに
東洋医学的な歳のとり方なのだと思います。

50代になって思うこと

もう50代だから
もう60代だから
こうおっしゃるかたもいらっしゃるけれど
私はかっさのクライアントさんの
先輩女子から
50代なんてまだヒヨコよ。

そう言われます。

60代の方々は70代から。
70代の方々は80代から。
きっとまだまだヒヨコよ。

そう言われるのでは?

最近受けた取材の中で
「歳がネックになってあきらめたことはありますか?」
というものがありました。

ほんとに、全く思い当たらなくて
「全くありません」
と答えると
インタビュアーの方が
「全くですか!?」
とビックリされていました。

45歳で来たか更年期!
で体調が悪くなって
自力で立て直した体調が
嬉しくて、嬉しくて

こんなに元気になったのだから
この元気を証明したくて
昼間仕事をしつつ
夜、調理師の学校に1年半、
月~金まで通いました。

資格が取得できたのは48歳の時です。

いつからでも
やろうと思えばなんでもできる。

ほんとうにそう、思っています。

これからはまた少し
生き方をシフトして
大切なものを大切にする暮らしを
生きていきたいと思っています。

そんな暮らしをするためにも
健康であること
そして
健康は自分が作り出せる
ということが
とても大切なのだと思います。

そんなことを
「これからの暮らし方2」
ではお伝えしたかったのです。

最後に:50歳からの暮らしの参考書

「これからの暮らし方2」
まだお読みになっていない方は
私以外の4名のプロフェッショナルの方々も

とても素敵な暮らしをされています。

是非50歳からの暮らしの参考書にしていただけたら
嬉しいです。

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